ファッションディレクター編集Tの、大人買い3点！

2022年にフィガロジャポンの編集者が購入してよかったものたちをご紹介。10年後も着たいと思えるマイベーシックを少しずつ買い足しているという、ファッションディレクター編集Tのベストバイは？

ブレスレットのように楽しめる、エルメスのナンタケット。

ずっと欲しくて虎視眈々と狙っていたエルメスのナンタケット。軽やかなステンレススチールなので、時計というよりも、もはやブレスレットのような感覚で身に着けています。薄着の季節にも、きちんとした時計を身に着けているとだらしなく見えないし、ニットやアウターで全身黒っぽくなりがちないまの季節は、手元にさり気ない輝きがあるだけで、ちょっとした抜け感が感じられるので重宝しています。リブニットの上や、シャツのカフの上からつけても素敵なんです。

▶︎エルメスのナンタケット｜編集部員の、最近のお買い物

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ミニマルで特別なメゾン マルジェラのジャケット。

メゾンマルジェラのメンズのノーカラーのジャケットを、同シリーズのパンツとセットアップで購入しました。セットアップで着用することで、ちょっとした特別感が楽しめます。ラペルもボタンもなく、背中に4本のステッチが入っているだけのすべてを削ぎ落としたミニマルなデザイン。ヴィンテージのTシャツに羽織ってもいいですし、シンプルなインナーと合わせればちょっと改まった学校行事にも参加できます。オケージョン用のブラックドレスは何着か持っていたのですが、どんな場所へも着ていけるきちんとしたセットアップは持っていなかったのです。が、もっと早くに買っておけばよかった、と後悔するくらい気に入っています。

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永く付き合いたい、反骨芯を感じるメゾン マルジェラのバッグ。

久しぶりに仕事用のきちんとしたバッグが欲しい！と思い、こちらを購入。PCが入るエクストララージサイズをチョイス。引き出したライニングがフラップとして機能するので、バッグのジップをいちいち閉めなくてもだらしなく見えなくないため、トートバッグのように使えてズボラな私にはピッタリ。ライニングを中に納めれば、端正でシックな佇まいのバッグに様変わり。これひとつで色々な表情を楽しめるところも気に入っています。年を重ねた女性が、こんな反骨心のあるバッグを持っているのも素敵だなと思い、これからずっと長く付き合っていきたいと考えています。

2022年エディターたちのベストバイ